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途中からストーリーネタバレがあります。これ以降はネタバレでますよーという所でアナウンスします。

9月18日。世間は敬老の日、一般的には祖父母に何か土産でも持って会いに行ったりする方が多いであろうこの日。

住んでいる地域の敬老会のスタッフ、生まれてこの方やったこともない音響係とやらをなんとなくこなした(マイク、ワンツー、チェック、ワンツー、ってめっちゃ言ってたら怒られた)後に「大事な用がある。」と反省会も半ばで抜け出した私は、実家や祖父母の家に目もくれずまっすぐ自宅へ向かった。Yシャツのボタンを外し、スラックスを脱ぎ捨て、スーパーリラックスモード(ただの部屋着である)に変身後、PlayStationの電源をつけた。

電源を押す手が少しこわばっている事に気づく。それもそのはず・・・。




朝家を出る前にドラゴンクエストXIをダウンロードし、敬老会が終わったらすぐに遊べるようにしていたからである。


仕事の都合でどうしても発売日付近はゲームする時間が無く仕事とゲームを天秤にかけ、泣く泣く諦めたドラクエXI。片やTwitterで楽しそうにプレイ状況を語る友人達。羨ましい思いでいっぱいであったが、そんな自分に鞭を打ち業務に取り組んでいた。当時の自分はきっと死んだ魚のような目をしていたと思う。

ようやく業務が一段落し、晴れてこの日から冒険を開始したのであった。


名前は「ててすけ」に決定。

ドラクエXで冒険中の私の分身「ティティ」。友人達から「ててー」と呼ばれることが多く、それを使わせていただいた。


今作ではしばりプレイが設定可能。ドラゴンクエストは制作側が子どもから大人まで幅広い年代が遊ぶ事を想定しているからか、他のRPGと比べると難易度は低かった。そのため自らルール(低レベルクリア、買い物しない、拾った武器防具のみ装備可等)を定め、制限をかけた状況の中で冒険するという自主的なしばりプレイはよく見られたが、今作のように制作側がシステム的にしばりプレイという選択肢を用意してくれるのは初だと思われる。
私は①逃げられない②買い物できない③防具装備できない④はずかしい呪いを全てしばって冒険することにした。無論、Mだからである。


プレイしてまず思ったのは画質の良さ。もちろんもっと綺麗なゲームはたくさんある。しかし、ドラゴンクエストという世界観を壊さず、かつ綺麗な画質の良い景色というものを実現出来ていたと思われる。特に水の流れる様子はまるで本物のようでとても感心した。
プレイ開始直後、「これからどんな世界、冒険が待っているんだろう。」という気持ちが、この画質により更に高まった事を今でも覚えている。
今作は私の遊んだPlayStation版の他に3DS版も出ている。もし後者でしか遊んでいない人がいたら、ぜひもう一方でも遊んでみてほしい。先に述べたような世界、景色の綺麗さ、キャラの仕草の細さなど新しい発見が沢山ある事だろう。かっこいいシーンはよりかっこよく、泣けるシーンはより泣けるようになっているはずだ。

さて、ここからは冒険中に私の胸を特に動かしたシーンに焦点を当てて振り返っていく。これより以下はネタバレを含むので、未クリア、未プレイの方々や、そもそもネタバレを嫌う方はご注意いただきたい。

Attention please!

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この位で良いかな。では、始めよう。
まずはこちらから。


勇者かっこいい件

勇者のつるぎを手に入れたこのシーンはもちろん、修行の末に覇王斬を習得した(あそこのロウ、けっこう苦戦した笑)シーン、父親をとらわれていた悪夢から解放し勇者の力を取り戻す(呼び起こす?)シーン等のムービーのカットやBGMのチョイス、総じて演出がかっこいいなと素直に感心した。きっと全国のキッズだけでなく、ファミコンやスーパーファミコンで数々の世界を救ってきた中年勇者達も画面の前でブヒブヒ喜んでいたことかと思われる。無論、私もブヒブヒした。


お話自体もこれまでの作品より「勇者」を全面的に押し出していた印象。最初から最後まで「勇者」を軸にしたストーリー展開。ただ、その軸から大きく外れることなく、仲間キャラのバックグラウンドを掘り下げ、かつ、誰一人浮くことなくそれぞれの「勇者の助けになる。」という決意に至る背景もしっかり描かれていたのは、制作スタッフさん頑張ったなあ、と心の中で質のいいオーケストラ聴いた後ばりの拍手を送った。質のいいオーケストラなんて聴いたことないけどとにかく送った。

シルビアちゃんだけは再登場した時のインパクトが強すぎて、この後どうなっちゃうのだろうと少々思ったが、彼女の本心、意思を貫くための決断に至る、大切なお話だったなと今では思っている。

余談だが、あの再登場シーン。しばりプレイで防具が装備できないため、このアナウンスが出るのである。


続いてこちら。

ベロニカかわいすぎる件

「嘘だろ・・・。」気づくとひとり呟き、泣いていた。深夜にいい歳したおじさんがひとり、賃貸アパートの一部屋ですすり泣く姿を想像してみよう。結構イタい?うん、私もそう思う。

ちびっこで、勝ち気で、ちょっと口が悪いけど妹思いで。まさにパーフェクト(個人的な好み的に)。そんな文句の付け所がない彼女、仲間になってから1度もパーティ(ここでは戦闘参加の4人のことをさす。)から外さなかった。

いちいちかわいくて。レベルアップの時のこの仕草が一番好きだった。

EXILEの歌ではないが、ほんと君に夢中だった。

大好きなキャラだったこそ、失った悲しみは大きく。再訪のラムダでのあのイベントがあったからこそ、「ウルノーガぶっころくぁw背drftgyふじこlp;@:「」!!!」という気持ちも大きくなり、クリア後の今振り返ると、物語に惹き込まれた要素のひとつかな、と。
セーニャがベロニカの力を引き継いでからは、亡き姉の杖を持たせ、ウルノーガ戦もこのまま戦わせた。正直もっと性能の良い杖はあったが、ベロニカ愛故に、「この方がセーニャのステータス以上の力が出るのでは!!」と思い、この方針を貫いた。まあ多分、別の杖装備した方が普通に強いと思うが。

また、呪文が時折2回唱えられる「やまびこの心得」が発動する度に、(ああ、これがまどうしょスキルにあるってことは、きっと天国のベロニカが助けてくれたんやな・・・。)と勝手に感動していた。そのくらいベロニカが好きだったのである。

これはクリア後の全員のつよさの画面。あからさまに右下ひとり分空いてる。これはベロニカ枠だと勝手に思うことにする。どうやらクリア後も少しお話があるようだし、復活ワンチャンあるのだろう。ある。絶対ある。ぜっ!!!!!!


続いてはこちら。

マルティナのデビルモードが神モードな件



あああ、踏まれたい。踏まれた足を舐めたいいいっ!!

失礼。少々取り乱してしまったようだ。

冗談はさておき、終盤のボスはこちらのバフを消し去るいてつくはどうをしてくる事が多く、また攻撃を複数回仕掛けてくるなど強力。バフをかける役であるロウやセーニャ、シルビアちゃんが回復で手一杯になることが多い中、自分ひとりでバフをかけそのまま攻撃に転じることが出来るマルティナは本当に使いやすかった。いいおっぱいだし。

ちくしょうててすけ!いますぐ代われ!俺と場所変われ!

失礼。少々取り乱してしまったようだ。


サブストーリーもクオリティ高かった件


サブストーリーをどう定義付けるかにもよるが、いわゆる少し寄り道的な展開のお話も面白いものが多かったな、と。特にこの人魚の話は感動できるいいお話だったように思う。だからこそこのお話に絡めて、もっと海底王国ムウレアに基づいたお話なんかもあって良かったなと思っている。もっと海底王国で暮らす種族(人魚や魚人、魚類)との関わりがあれば、敵襲によって魚になった勇者を逃がすシーンではより感情移入し、感動できたと思う。
このくらい妄想させるほど、人魚の話はいい出来だった。


最後に

クリア後のせんれき画面である。プレイ時間は97時間越。このうち30時間くらいはおそらく寝落ちによって生み出された虚無の時間だと思われるが、それを差し引いても67時間。9月18日に購入し、冒険を始めてから1日2~3時間はやっていたようである。報酬が防具やアクセサリーで、どうせ装備できないから・・・と放置していたクエスト等も手をつけていたら更に増えていたことだろう。
しばりプレイで冒険してみたが、戦闘したメタル系モンスターの数からもわかるように、ほとんどレベル上げはしなかったに等しい。実は、ボスモンスターのほとんどに弱体系の呪文が効くので、そのおかげでクリア出来たのだろう。マヌーサがなかったら恐らく積んでいた場面が多々思い出される。
このことからも、今作の難易度は易しいものであることがわかる。子どもから大人まで楽しめるように、というコンセプトは継続してあるのだろう。しばりプレイを設定していても、それほど苦労することなくストーリークリアを迎えた。
「我こそは真の勇者なり!!」という方は上記の4つのしばりプレイに加え、スキルをとらないという自主しばりも加えてやってみてほしい。

それこそ最初のストーリーから出てきていたこいつ。これや勇者の星?(DQXのレイダメテスのようなもの)の存在意義がよくわかってない所があるので、これらの謎の解明を楽しみにしつつ、クリア後のストーリーを進めようと思う。
まだ、もう少しててすけの冒険が続くようである。嬉しい限りだ。


御礼

クリアした今振り返ると、私が今作を我慢して仕事している頃、フォロー中の友人達は、
「ベロニカがかわいい!」
「マルティナのおっぱい!」
「スケベ本が!」
「ぱふぱふが!」
と、大体スケベな内容のツイートをしつつもストーリーに関するネタバレには最大限の配慮をしてくれていたように思う。いわゆる、「できたスケベ」である。私が今作を遊ぶことで味わうことが出来た沢山の感動は、彼らの協力なくしては経験できない事であったと思う。この場を借りてスケベの皆様に感謝の意を申し上げたい。


 


2017.10.14 ててすけの中の人